inlineガジェットのサポート外問題
更新日:2008-02-28
- JPN Stock Marketをhtmlタイプに仕様変更しました(2008-02-28)
- JPN Forexをhtmlタイプに仕様変更しました(2008-02-28)
- TV JAPANをhtmlタイプに仕様変更のうえ、作り変えました(2008-02-21)
- KANJI of the Hourをhtmlタイプに仕様変更しました(2008-02-03)
- 記事下部のGreasemonkeyユーザスクリプト:No iGoogle Headerを更新しました(2008-01-30)
iGoogleにおいて従来のinlineタイプ(type="html-inline")のガジェットの新規作成が出来なくなりました。既存のガジェットに関しては、ある程度ページビューを稼いでいたものは、現状で動いていますが、Googleとしてはガジェット開発者に仕様変更を求めたいということのようです。また、"Sorry, this gadget uses the inlining feature, which is no longer supported."と表示され、使用できないinlineガジェットも出てきています。inlineタイプはセキュリティー面で問題があるというのが、今回の対応の理由のひとつのようですが、そういわれてしまうと、まあ仕方ないかなと思います。
ただ、自作ガジェットに関していうと、殆どがinlineタイプだったんですよね。inlineタイプを好んでいたのは
- 内容によってガジェットの高さを動的に変更させ、かつページに反映させるには、htmlタイプよりinlineタイプで埋め込んだ方が早かった(htmlタイプ用のAPI:_IG_AdjustIFrameHeightが重い)
- ガジェットのサイズを無視したポップアップを出したかった
- ガジェットのデザインをiGoogleのテーマに合わせたかった
といった理由からですが、対応を考えなければ。以下が公開済みのガジェットですが
ガジェット名 | 記事 | タイプ | 現状 | 備考 |
No Google Header | 2007-03-23 | inline | ※ | |
JPN Weather | 2007-03-21 | inline | △ | |
JPN Stock Market | 2008-02-28 | html | ◎ | inlineからhtmlへ仕様変更(2008-02-28) |
JPN Forex | 2008-02-28 | html | ◎ | inlineからhtmlへ仕様変更(2008-02-28) |
TV JAPAN | 2008-02-21 | html | ◎ | inlineからhtmlへ仕様変更(2008-02-21) |
Yahoo! Topics | 2007-04-04 | html | ◎ | inlineからhtmlへ仕様変更(2008-01-25) |
asahi.com | 2007-04-05 | html | ◎ | inlineからhtmlへ仕様変更(2008-01-25) |
Yahoo! (US) News | 2007-04-22 | inline | △ | |
My Feeds | 2007-04-07 | html | ◎ | inlineからhtmlへ仕様変更(2008-01-25) |
2NN ニュース速報+ | 2007-06-03 | html | ◎ | inlineからhtmlへ仕様変更(2008-01-28) URL変更 |
2NN 芸能・スポーツニュース速報+ | 2007-06-03 | html | ◎ | inlineからhtmlへ仕様変更(2008-01-28) URL変更 |
World Heritage of the Day | 2007-04-11 | inline | △ | |
World Clock | 2008-01-31 | html | ◎ | |
KANJI of the Hour | 2008-02-03 | html | ◎ | inlineからhtmlへ仕様変更(2008-02-03) |
Sticky Note | 2007-04-22 | inline | × | |
JPN Calendar | 2007-04-22 | html | ◎ | inlineからhtmlへ仕様変更(2008-01-20) |
「現状」が「×」のガジェットは"Sorry, this gadget uses the inlining feature, which is no longer supported."と表示され使用できなくなっています。
これら「×」ガジェットはGoogleのガジェットディレクトリに登録していなかったので(使用されていた方はごめんなさい)、今回からサポート外とされたようです。
No Google Headerは紛らわしいんですが、実は二つのファイルがあります。そのうちnogoogleheader.xmlの方は現状でも使用可能です(一部テーマで挙動がおかしいことがありますが)。
○ http://mestalla.sakura.ne.jp/google/NoGoogleHeader/nogoogleheader.xml
× http://mestalla.sakura.ne.jp/google/NoGoogleHeader/NoGoogleHeader.xml
これもnogoogleheader.xmlをガジェットディレクトリに登録し、一方でNoGoogleHeader.xmlは未登録だった為の問題だと思われます。再度ごめんなさい。
取り急ぎFireFox用にNo Google Headerと同機能のGreasemonkeyユーザスクリプトを作成しました。FireFoxを使用している方にはこちらの方がいいかもしれません。
- Greasemonkeyユーザスクリプト:No iGoogle Header (2008-01-30更新)
以上、状況をまとめてみましたが、順次ガジェットを修正します。